大規模盛土造成地について（宅地耐震化推進事業）

掲載日:2025年10月31日更新

　大規模盛土造成地は、山や谷を大規模に盛土して造成された宅地で、地震の際に崩れるおそれがあります。

　小野町では、国の「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン」に基づき、これらの造成地の位置や範囲を把握し、地震災害への備えを進めています。

　国では、国の「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン」に基づいて、小野町の大規模盛土造成地のおおよその位置や範囲を示したマップを作成しています。

　このマップの公表は、住民の皆さまに大規模盛土造成地の存在を知っていただき、防災意識の向上につなげることを目的としています。

　※このマップは、危険個所を特定するものではなく、あくまでも防災意識を高めるための参考資料です。

　宅地耐震化推進事業は、国が進める防災事業で、地震の際に崩れるおそれがある大規模盛土造成地の安全性を高めることを目的としており、小野町でも国と連携して、宅地耐震化推進事業に取り組んでいます。

　第一次スクリーニング（概略調査）で把握した小野町の大規模盛土造成地の中から、優先的に調査を行う箇所を選定するための第二次スクリーニング計画を策定しましたので、公表します。

　第二次スクリーニング計画で選定された大規模盛土造成地について、地盤の状態や盛土の構造を把握し、安全性を確認するための基礎的な調査を実施しましたので、その結果を公表します。

　簡易地盤調査の結果、現段階ではボーリング調査による詳細調査や盛土全体に関わる規模の大きな対策は不要との結果でありましたが、対象盛土の継続的な経過観察は実施していきます。

・大規模盛土造成地マップに示した場所が、地震発生時に必ずしも危険ということではありません。

・ご自宅やお住まいの地域が対象になっている場合は、地震の備えや避難経路の確認をお願いします。

・調査の際には、地域の皆さまのご協力をお願いすることがあります。